552-5.7.0とやらでメールが受信できません
添付ファイルがある場合、
先に、添付ファイルメールを送信して、その後で、そのファイルのパスワードを送信する、あるあるのパターンで、
パスワードのメールだけが受信されることがあります。
パスワードのメールだけ・・・??受信側は困惑しますよね。
「あのお、パスワードだけ届いてるんですけど・・・」と電話
送信側の回答は、二通り
A.あ、すみません、エラーで送れていません!
この場合のエラーメッセージは、相手がGmailだと
552-5.7.0 This message was blocked because its content presents a potential 552-5.7.0 security issue. Please visit 552-5.7.0 https://support.google.com/mail/?p=BlockedMessage to review our 552 5.7.0 message content and attachment content guidelines.
B.え?送れていますけど?
この場合は、受信側が、本来のサーバーからgmail等のセキュリティー強化されている先に転送設定をしている場合で、契約サーバー上のメールを見ると、そのメールは受信されていて、その後でGmailに転送する際のエラーメッセージとして、上記のものが残っている。
なんですか? 552-5.7.0??これ?
私は、受信側なので、パスワードだけ届いている場合は、元のメールサーバーを見に行けば良いのですが、不便です。
二重Zipファイル
このケースは、おそらく、Zipファイルが二重になっている、というか、拡張子を変更したZi_フォルダーだとしても、そのフォルダーの中にさらにフォルダーがあってその拡張子がZipとなっているので、セキュリティーの高い受信側ではブロックされたのだ、と思います。
メール送信の際に、自動的にファイルをZip化パスワード生成する機能を使う場合、その前にファイルをZipにしていたら、添付ファイルの中にZipがあるということで、特にGmailでは受信することができないようです。
解決方法としては、そもそもZip形式ではなく、個別ファイルにパスワードをかけて再送信することが一番簡単だと思うけれど、
送信側の規則・システム上、それはできない、ということであれば、
送信側では、そのまま裸の複数ファイルのままで自動機能を利用して、 「Zi_ 」ファイルの中に裸のPdfやワードファイルがそのまま入った状態で送信することなのでしょうか。
まあ、私の場合は、受信したものを転送して閲覧することが多いので、元サーバーを見に行けば良いだけなのですが・・・この原因にたどり着くまでには時間がかかりました。
パスワード付Zip PPAPが怖い
とはいえ、パスワード付きZipファイルは、受信側にとっては怖いです。
拡張子が変更されて受信が可能となっても、受信側の恐怖は変わりませんので、事前通知なく添付メールが届いたら、その内容を電話で確認することになります。
便利なようで不便ですが、エモット恐怖の時代、受信側のリスクを避けるためには、コストもかからずに容易にできる防御策です。
私個人は、以前からZip・いわゆるPPAP廃止派です。大容量の資料をメールに添付することはありませんし、逆に、受信側もテレワークで解凍設備が無い場合や、スマホで受信される場合に、圧縮形式で添付したら怒られそうです。
エモットが社会問題にまで発展したことをきっかけに、私は、原則パス付Zipを使用しない旨をお知らせしております。内容が重要な場合は、PDFファイル自体にパスワードをかけますので、不便はありません。
まあ、これだけZip問題が騒がれている中で、しかもZipは使用しないと宣言をしている私から突然Zipが送られてくることがあったら、異常事態が発生したと、クリック前に電話をいただけるはず、と思っております。