テレビ電話による電子定款認証で・・・

テレビ電話による電子定款認証で・・・

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私たちの業界でもオンライン化が進み、便利さを感じる今日この頃。

 

会社設立の際の公証役場での定款認証も、半ラインのテレビ電話で済ませることができるようになって1年以上たちました。
これまでは、司法書士やその事務員が公証役場に出向いて定款認証を受ける必要があったけれど、事務所でも、自宅でも、歩きながらでも、駅のホームでも・・・ながらにして定款認証できちゃう時代。
そう、登記申請と同じく、ネット環境とツールがあればどこからでも可能。

 

なので、半ラインのテレビ電話認証の場合でも、郵送日数確保の問題をクリアすれば、このコロナ禍の猛暑という二重のリスクの中、公証役場に司法書士も事務員も行く必要はない、ということになります。
で、それを考えると、オンライン化をただ自分がわからないから、という理由だけで拒み、昭和スタイルで事務員を法務局や公証役場に行かせるのは、時代がもっと進んでいたら、事務所ボスの安全配慮義務違反が問われてたかも~なーんて妄想。
いずれにしても、コロナ禍、猛暑、自然災害のリスクを考えると、便利なものは使って、事務所負担を減らすべきだし、小さい事務所ならばなおさらネット回線も、一つではなく二重に備えておく必要があるんでしょうね。

 

 

さて・・・このテレビ電話による電子定款認証。

 

画面上で、カメラに向かって、自分の顔の横に、運転免許証やマイナンバーカードの顔写真付き本人確認証を掲示して、公証人さんに見せて、公証人さんの画面キャプチャ操作が終わるまで、このポーズ維持。

 

これ、かなり恥ずかしい。
私のマイナンバーカードの写真は、写真館のカメラマンさんがとても優秀な方で、自分で言うのもなんなんですが、女優並みの美しい出来栄えなわけです。しかも有効期限は10年。
それを、自分の顔の横に並べて・・・思わず、申し訳ありません、とか言っちゃいそうです。
一方、運転免許証の方は、そこらへんで普通に撮影したものだから、逮捕されたばかリのやつれた犯人顔みたいな出来。そう、こちらの方がリアル。認証日は運転免許証でいこうと思います。
2021.07.26

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