Emotetが業界に及ぼす影響

おそるべしEmotet

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Emotetにご注意を

2022年3月に入り、周辺でもEmotetの被害報告が入るようになりました。
警視庁やJPCERTコーディネーションセンターのHPでも、3月7日に注意喚起が更新されています。

 

取引先、知人を名乗り、過去のメールを引用する形態からすると、これまで以上に慎重な業務対応が要求されることは、IT時代遅れといわれる司法書士業界も同じこと。
セキュリティーソフトを入れていない同業者はいないと思うけれど、そのセキュリティーソフトも過信できないこのご時勢。
まるで、マスクを過信できないコロナ対策、みたいな・・・。

 

ニュースレターの配信停止リンクのみならず、業界事務メールの資料リンク先とか、さらにはエモテットの注意喚起、感染お詫びのメール、ですら、疑わしくなってしまって、メールにURLを記載されて、さらに、それをウイルスソフトが安全マークをつけたとしても・・リンク先を凝視してしまい、些細なことにとても時間がかかるようになりました。

 

エモテットに感染しているかどうかは、EmoCheck(エモチェック)で確認できるとのこと。そして、エモテットに感染していない場合でも他のウイルスに感染しているおそれもある。
つまり、従来行っている、セキュリティーソフトでの「フル」スキャン、に加えて、エモチェックの定期的実行の必要も出てきて、これはもう、コロナ対策のPCR検査、ワクチン接種、みたいな・・・。

 

取引先から「変なメール来てますけど大丈夫ですか?」と先に言われる前に、せめて、その前に、こちらから対応をとれるように準備しておくことも必要と考える、「ウイルス」時代における今日この頃です。

2022.03.08

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