Amazon購入品の誤配送

今では当たり前の置き配。
さて、Amazonで注文した物が家に届きません。
荷物が配達済みであるとのメールは既に来ています。
そこに添付された写真をよーく見ると、ウチの玄関ではありません。老朽化した傷の位置が明らかにウチとは異なります。


ここで、思うこと・・・


まあ、配送業者の方のヒューマンエラーもやむを得ないかなーと
大量の荷物を迅速に・・・・そして、この似たような玄関やボックスが並ぶ建物、 私だったら?と思うと
私にはとうてい配達できませぬ、しかも方向音痴なので。


なので日々こなしていらっしゃる方々のことは尊敬。


とはいえ、このまま、というわけにもいきません。


さっそくAmazonに連絡を試みます。


配送業者がAmazon、かつ置き配で、写真もある場合は
チャットではなくて、はじめから電話リクエストの方を選択すべきでした。チャットでは要領を得ず、結局最後には電話リクエストを指示されます。


さて、超合理主義イメージのAmazonが、このアルある事態について、どのような規約をとっているのでしょうか?


Amazon.co.jp利用規約を見てみます。


今回は、デジタル商品ではなく、通常の物です。


契約の成立については
「・・・一部省略・・・当サイトから『ご注文の発送』の電子的通知がお客様に提供されたときにお客様の契約申し込みは承諾され、契約が成立・・・」
これは、なんとなくわかります。


所有権の移転については
「Amazon.co.jp で購入されたすべての商品・・・は・・・商品を配送業者に引き渡した時点で、その商品に関する所有権はお客様に移ります。」
この点は、読まずともそうだろうな、と思っていました。


問題は、ここからでです。


商品の紛失リスクについては
「ただし、指定配送先に到着する前に、配送業者の故意または過失により商品が紛失した場合には、当サイトが、当該紛失について責任を負います。
私に対してはAmazonが責任を追ってくれるので、私は名も知らない配送業者と交渉しなくてすむ一方で、配送業者も大量の商品配送に専念できる(後は、Amazonと配送業者間で処理)。これが、配送業者のミスとはいえ、いちいち配送側が顧客の対応をしていたら、Amazonの配送は成り立ちませんね。


では、今回の場合、「到着する前に・・・紛失した」といえるのでしょうか?


例えば、配送物がどこかの家の前に置かれたままになっていて、それを配送業者が容易に回収して私へ届けることができるのであれば、「商品が紛失した」にはあたらず、Amazonの責任問題は生じない、ということでしょう。
しかし、同じスタイルの玄関が100戸以上もある集合住宅では、誤配送先が判明するのはほぼ不可能でしょう。仮に、GPS履歴で探索、とはいっても、上下階の移動までは把握できないでしょう。もしかしてこの部屋かも、と思ってピンポンして回るのは令和時代は現実的ではありません。さらに、人手不足で時間に追われている配送業者にその作業は無理というもの、どんどん後続の配達も遅れてしまい、その苦情にも追われることとなり、業界は崩壊してしまいます。しかも、私が注文したものは、代替性があり、2000円以下の商品です。


一方で、


誤配送されちゃった側も災難です。帰宅したら自分の玄関前に他人の荷物が置かれているわけです。


今回は配送業者がAmazonとなっており、その送付シールタイプには、いくつかのパターンがあって、今回は、よりによって文字がめっちゃ小さいパターンです。読み取ることができるのは、私の住所氏名、Amazonという小さな文字だけです(後で確認しましたが、実際は、肉眼で読み取ることが困難なほどかすれた印字でした)。
このような送付シールにあたってしまった場合、Amazonの連絡先を調べようにも、アカウントをもっていなければ、Amazonカスタマーセンターの電話までたどり着くことはかなり難しいと思われます(ヘルプで、アカウント&ログインに関する問題を選択して、そこで「アカウントは持っていないがヘルプが必要である」を選択してはじめてフリーダイヤルが表示されるというかなりハイレベルな仕組みです)。
そんなわけで、勝手に他人の受取荷物を玄関前に置かれてしまった方も、かなりの精神的負担がかかっていると思います。
そして、仮に、その方がAmazonカスタマーセンタ―につながったとしても、安価な商品の場合は、回収には来ない、そちらで処分してくれ、と言われるのではないか、と予想しています。商品の価格に比して回収のために業者の移動させることも彼らの合理主義には反するのではないでしょうか?


なお、カスタマーセンターの私に対する案内としては、24時間以内に私宛てになんらの連絡もなければ、もう一度カスタマーセンターに連絡をしてくれ、ということでした。私は、私の所有物を指定配送先である私の自宅玄関に到着する前に配送業者がこれを紛失させた、として、Amazon利用規約にもとづき、配送業者ではなく、Amazonに責任追及をすることになるでしょう。


さて・・・ここからです・・・


誤配送されていた私の荷物が、その日の夜、郵便受けに入っておりました。
おそらく、誤って置かれてしまった家のとても親切な方が、わざわざ届けて下さったのではないか、と、想像しております。
届けて下さった方におかれましては、色々な気苦労もおありだったことと存じます。ポストに入れに来て下さったことに感謝申し上げます。
もし、配送業者の方でしたら、これまた、激務の中、大変だったと思います。ありがとうございました。


このように、過程はどうあれ、私は荷物は受け取ったことになりました。Amazon・配送業者からは何の連絡もありません。
荷物が届かないと連絡したときに、カスタマーセンターからは、業者やカスタマーセンターから24時間以内になんらの連絡もなければ、もう一度カスタマーセンターに連絡してくれ、と言われておりました。
そこで、カスタマーセンターに電話リクエストを行い、これらの状況を伝えたうえで、業者からは何か連絡はあったのかと聞いてみました。業者からは何の連絡もないようです。ま、想定内です。
今回は、低価格商品ですし、Amazon側としては、業者調査云々が問題ではなく、私が、再度センターに電話をして、「あれから何らの連絡もないし、荷物は届かないままだ」と伝えることで、「紛失」扱いとして、返金処理の手続案内にうつるのでしょう。


いずれにしても、
Amazonの規約では、商品の紛失リスクについては
指定配送先に到着する前に、配送業者の故意または過失により商品が紛失した場合には、当サイトが、当該紛失について責任を負います。」とあり
たとえ配送業者がわさと自分の荷物を紛失させた場合であっても、自分に対して直接の責任を負うのはAmazonであることが明記されていることを意識している利用者は少ないと思いますが、誤配送が増えつつある現在では、知っておくべき規約と思われます。


ここで、声を大にして言いたいことがあります。
最近、宛名シールの文字が小さいものが多すぎです。
確かに、Amazonの宛名シールは、QRコードが主体となっており、送付先の住所が小さくても、配送業者は困らないのかもしれません。
しかし、置き配誤配送が増えつつある今日においては、自分の荷物であるかどうか確認しやすくするためにも、せめて名前ぐらいは、大きな文字で印字していただきたいと思います。
先日、対面で受け取る際にも、配送業者の方が宛名を指さして、「こちらでお間違いないでしょうか?」と私に確認を求めてきましたが、


速攻「文字が薄くて小さくて、読めないよねー」と言っちゃいました。それに、夕方の玄関先ですよー無理っす。
せめて、氏名ぐらいは10pt以上にしてほしいです。


あのようなQRコード読み取りありきで、文字自体は全く読ませる気が無いだろう的な宛名シールの場合、今日におけるAmazonの利用頻度の高さ、置き配ブーム、そして、自分の玄関に置かれている以上自分宛ての荷物であると考えるのが通常ですから、誤配送先での開封自体は誰も責めることはできないと考えています。ただ、うっかり開封してしまった後で他人の荷物であることに気づいたときの焦るお気持ちは容易に想像ができます。
あの文字がちっちゃな宛名シールでは、誤って置かれてしまった側もとんだ災難なのです。


とはいっても


商品を配送する業者のみなさまには、
日々大変お世話になっており、というか、モノを運んでくださる方々がいらしてこそ、私の生活、仕事も成り立っているわけで、感謝せずにはいられないわけです。
配送先によっては、車を止める場所に苦労されていたり、そこを気にしながら階段を駆け上がる姿を見ていると、本当に本当に感謝しかありません。