★★★★★に対する意識変化

★★★★★の危うさ

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★★★★★五つ星レビュー連続の商品

Amazonで商品検索する際に、「カスタマーレビュー」の★の数で商品を絞る方法、
★★★★☆以上
★★★☆☆以上
★★☆☆☆以上
★☆☆☆☆以上

 

この絞り込み機能を利用される方ってどのくらいいらっしゃるんでしょうか?
そして
★★★★☆以上 に絞り込んで、★★★★★が連続している商品は、本当に良い商品なのでしょうか?

 

私も、10年ぐらい前までは★★★★☆以上で絞って、★の数が圧倒的に多い商品が購入候補だったのですが、
最近では
★★★★★が100%の商品はあえて購入候補から除外、と決めるほど、★に対する意識が正反対方向に変わりました。

 

イヤホンマイクの購入候補を検索する際に、レビューが5人ほどでその全てが★★★★★をつけて、コメントもそれなりに数行入っていた商品がありました。購入すると、商品に、メッセージカードが入っていて、良いレビューを入れて、そのレビュー内容を販売会社が指定するメールアドレスに報告すると、なんと商品と同額程度のギフト券がもらえる、という内容。商品と同額相当のギフト券??このメッセージを見たら、その商品に★★★★★入れた人たち全員がこのギフト券目当てに良い投稿をしたのだ、と思われても仕方がないかと・・・。

 

また、別の★★★★★レビュー勢ぞろいの商品にも、同じように良いレビューをつけると商品金額に近い額のギフト券をくれるような内容のメッセージカードが入っておりました。

 

商品金額2千円ちょいの買い物で、2千円のキャッシュバックみたいなことになっている。

 

そんなことが連続したので、私は★★★★★五つ星レビュー連続商品には強い不信感があります。

五つ星に対する不信感

良い★評価をつけるとギフト券をくれる、そういう売り手がいるせいで、★に対する不信感は増すばかり。
本当に良い製品でも5つ★レビューが重なると、どうせギフト券をエサにしたやらせ評価でしょう?と疑われてしまう。

 

10件のレビューがあって、10件とも★5つだと、ちょっと違和感あり
買い手の自発的なレビュー★評価コメントというのは、本当に良い商品と思っていても、なかなか10人が10人とも★★★★★はつけないのでは?一人ぐらいは★4つとか・・・

 

★に対する意識に変化がみられ、五つ星が必ずしも企業に良い結果を生み出すとは限らない

 

ある企業は、あえて、低く厳しいカスタマーレビューを前面に出して、顧客の信頼を得ているとか。
★★★☆☆とか★☆☆☆☆でもよい、ここがダメ、ここがいま一歩、でもこことここは良い、というレビューの方が真実味があって信頼されるし、その商品の購入にいたった人も、レビューにある、ここダメ・いま一歩の部分はある程度覚悟納得して購入するわけで、クレーム率も少なくなるとか。

 

そういえば、購入商品について詳細なコメントをされていて、読めばトータル的にはすごく商品をほめているのに、★★★☆☆という購入者さんっていますよねえ、あたしゃ滅多に★五つはつけないぞーみたいな?うん、あなたのレビュー内容は自発的なもので信頼できそうです。

 

ということで、カスタマーレビューの扱いに対する売り手企業の戦略にも変化が出ているようです。

Amazonさんにお願いしたい

★に対する不信感が増す今日この頃、
★★★★★ばかりの商品はあえて検索から外したいときもあります。

 

商品検索の絞り込みで
あえて★★★★★ を外して
★★☆☆~★★★☆☆とか
★★★★☆のみ、とか
そんな絞り込みもできるようにしてほしいです。いかがでしょうか?
2021.12.02

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